30代後半ワーキングマザーの野望

30代後半の2児(2才、0才)のママです!家計管理、人生設計、シュミレーション、育児話など書き記していきます!

<食品の科学>幼児の家庭は「きび糖」がいいっていうけど??。。。。の個人的推察と見解。

最近私の中でホットな問題は「きび糖。その実態とは??」ということです。

 

私が大の甘党なので、もともと砂糖は紅茶コーヒーヨーグルトに小さじで1・2杯はいれてしまうのですが、どーもこのままだと糖尿病予備軍や、砂糖中毒症か!?という勢いになってしまいました。

 

私はもともと食後でも血糖値が低いので低血糖気味ではあるんですけど、

健康を考えるとなにが起きるかわからないので、砂糖の摂取過多は避けたほうがいいのは事実です。

子供にも砂糖の取りすぎは「虫歯のリスク」「食生活の乱れ(味付けが濃くなる)」など良いことはないのですが、ネットで情報を収集しているとさらにこんな

白砂糖は危険!きび糖かてんさい糖にすべし!!」という情報もあるので、

試しにきび糖を、いつものOKストアで買って使ってみました!

 

私が買ったのはこれです。

https://www.nissin-sugar.co.jp/product/kibi/kibi_sugar.html

(てんさい糖はきび糖が使い終わってから試してみる予定です^^♪)

これはどこのスーパーでも置いてあります。

 

ネットだと、楽天ではこんなきび糖もあります。


 

 

 

話は元に戻して、きび糖についてです。

  

これまで、いつもの料理には、三温糖(白砂糖をカラメルで着色したもの)を使っていました。

個人的には、三温糖の方が煮物や紅茶などにいれてもただ甘いだけじゃなくて、コクが出るように感じていたからです。 

そして、三温糖は、1KGで約300円くらいの価格でした。白砂糖より高いけど、まぁまぁリーズナブルです。

今回購入したきび糖は

650gで、約270円。価格的には三温糖の6割くらい。

でも、ひと月に何回も買うようなものでもないので、価格の面での問題はそこまで大きくありませんでした。

 

 

試しにきび糖を使って、ミルクティーを作ってみます。

f:id:aoisora2017:20170526105353j:plain

まず、きび糖は見た目からして白砂糖、三温糖と比べると、砂糖の粒(粒子)が粗いです。粒が大きい。白砂糖や三温糖の2-4倍くらい。そして、粒子一つ一つがグラニュー糖ほど均一ではないけど、四角い。

そして、三温糖のように茶色いです。これは白砂糖よりも、ナトリウム・カルシウム・カリウムなどのミネラルが含まれてるからある意味不純物が付着していることによる色味ですね。

三温糖を使い切ってしまったので、きび糖の画像について比較写真がとれなくて申し訳ないのですが、まとめると粒が大きくてさらさらしているのが、きび糖の特長だと思います。

 

そしてきび糖単体をお湯にとかしてみると。。。。。。お湯に溶けにくい!!

いつもなら砂糖をお湯に溶かしてかきまぜると10秒程度で8割くらいは溶けますが、3倍以上の時間と手間がかかった気がします。

おそらくこれもきび糖の粒子が大きいので、より溶けにくくなったのだと思います。

 

お湯にとかすともともと茶色味のある粒なので、お湯もうすい茶色にそまりました。

きび糖をお湯でとかした飲み物の味は・・・・うまくいえないのですが、少しクセのある甘味があります。この味は好みがあると思いますが、私は嫌いじゃないです。これがさとうきびの味なんだな、、、という感じです。

砂糖のガツンとした甘味を欲していうると、ちょと物足りないかもしれません。

 私はよく、お砂糖をお湯でとかして、ポッカレモン大さじ1杯をいれた、なんちゃってレモン水を飲んでいたのですが、三温糖からきび糖に変えると、甘さはそこまで変わらないのですが味がマイルドになったように思いました。

 

さて、ここから「きび糖」について更に考えていきたいと思います。

 

・きび糖の粒の大きさは白砂糖・三温糖よりなぜ大きいのか?

これはきび糖が白砂糖・三温糖より、製造過程において精製(砂糖粒を細かく、不純物をとり覗いていない)されていないためです。

精製されている方が手間も時間もかかるので、価格も高くてもよいように思うのですが、きっと大量生産しているので生産コスト面では白砂糖・三温糖の方に利があるんでしょう。

 

精製されていない、ということは、つまりきび砂糖の方が白砂糖の分子量が大きいことにつながります。

 

一般的に白砂糖と呼ばれてるのは、スクロースと言われる下の画像の分子です。

(画像をお借りしました。)

http://f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nearbridge/20060319/20060319203204.jpg

6角形の分子のグルコースブドウ糖)と、5角形の分子の果糖と言われるフルクトーがくっついたものが2個の分子が連なるのがスクロース、つまり白砂糖です。

スクロース=白砂糖と大雑把に考えても科学的にOKです)

 

きび糖は精製されていないので、砂糖(スクロース)のように2分子が連なった形ではなく、2分子が連なったスクロースがさらに複数結合した形態をとっています。

きび糖では、実際にスクロースと言われる分子がどのくらいの数がくっついているのか・・・というのはわかりませんが(調査不足でわかりませんでした。すみません)

 

スクロース」-「スクロース」-「スクロース」・・・

というように、分解されずに連なり、スクロース(砂糖)よりも断然分子量が多いと思われます。

分子量が大きいので、私が目で見ても違いがわかるくらいきび砂糖の粒子は砂糖に比べると大きいんですね。

 (この分子量が大きいことは、お湯への溶けにくさもつながっています。粒子が大きければ溶けるのにもも時間がかかりますし・・・。)

 

次に、きび糖の分子量が大きい(粒子が大きい)特長は、次の効果につながります!

 

・体内でも分解しにくい

白砂糖は、通常飲食で体内に取り入れた場合には、体内(胃など)でスクロースの2分子が連なった状態から、グルコースブドウ糖)とフルクトース(果糖)のそれぞれの分子に分解され、ブドウ糖は、肝臓や筋肉・脳でエネルギー源として利用されます。

けれどキビ糖は当初から白砂糖が複数連なった状態で存在しているので、複数連なった状態から、2分子くっついたスクロースに分解されて、さらにグルコースとフルクトースに分解される・・・・という分解の過程にも時間がかかる作りになっています。

(お湯に溶かすだけではスクロースもキビ糖も分解しないです。体内の酵素によって分解します。通常目にする白砂糖やキビ糖は、上の分子1つ1つがさらに集まって結晶化したものなので、一つ一つの分子の大きさの違いが結晶化したときの大きさの違いに影響すると考えます)

 

この、きび糖がすぐに分解されないことは

・体内でグルコースに分解される時間がかかり、血糖値の急激な上昇につながらない。

(よって糖尿病のリスクが経る)

・口の中でも、きび糖は虫歯菌が利用するグルコースに分解されるのに時間がかかるので、虫歯菌がグルコースを利用できずに虫歯のリスクが減る。

 

ということにつながります。

 

特に糖尿病は砂糖摂取による血糖値の急激な上昇が、日々繰り返し起こることにより、

「血糖を下げる唯一のホルモン、インスリンの分泌不全を起こすきっかけになる(糖尿病へのきっかけとなる)」

ことが問題だと思われます。

(すみません、私の個人的考えなので科学的根拠は保証しません)。

インスリンの分泌不全、もしくはインスリンは出ているものの、それによる血糖降下作用がうまくいかないと、生活習慣病である2型糖尿病になってしまいますね。

 

血糖値の上昇でインスリン分泌不全の原因とる理由は、

急激な血糖値上昇により、細胞膜へのダメージが大きい、老化物質AGE(終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)を作り出す・・・などの影響があるそうです。ごめんなさい、メカニズムなどの理解は深められませんでした。

念のためですが、この説明を簡単にしているどこかの企業のPRページは見つかったので、リンクしときます(私とは関係ない企業さんのページです。ちょっとうさんくさいですが)。

第4回 急激な血糖値上昇と老化の関係 | 株式会社本物研究所 | 船井幸雄創業・健康,美容をテーマとしたこだわりの安心商品を、全国へ広げている卸会社です。

 

 まとめると、「きび糖は白砂糖(スクロース)よりも分子量が大きいから体内でも分解されにくくて、糖尿病や虫歯になりにくく、健康にいいんだよ~~^^」

というざっくりとした考え方ですが、日常手にとって使う砂糖の種類ひとつを考えても、将来の健康につながるのは、とても(個人的にも)興味深いです。

 

 

きび糖くらいなら、お金もそこまでかからないので導入しやすいかな?とも思いました。

 

ただ、結局家できび糖を使っても、そのほかにも、糖尿病や虫歯のリスクはあるので、

これだけやっていれば安心とは言えないのが、怖いところです・・・^^;

 

それに、「白砂糖が絶対によくない!!」というわけでもありません。

白砂糖も、適切な使用量・使用方法を守っていれば全く問題ないと思います。

今回試して思ったのは、「味は白砂糖の方が旨い」「溶けやすいので料理に使いやすい」ということは事実です。私も使い続けてから最終的にどちらにするのかを決めるつもりです。

(気分によって使いわけてもいいですし)

 

今現在情報がありすぎて(私のブログを含めて)情報を鵜呑みにして実行する・・実行しきれないですし、危険ですし、結局自分の家族は自分しか守れないと思います。上記の記事も、私も個人的考えであって全ての根拠の責任はとれないのですが・・・(ごめんなさい)、なにか考えて納得して実行していくひとつのきっかけや、手がかりになれば幸いです。

 

あとは・・・・余談ですが、「オリゴ糖(きび糖もオリゴ糖です^^)は体にいい!」、「○○に効果的!」なんて言われても、結局なんで??っていう根拠がないと言葉だけ上っ面で滑って、理解できないままになってしまうんですよね。

今回も分子量(粒)が大きいから、健康につながるんだよ!っていうことが、ただただ言いたくて長文を書き連ねてしまったのですが、そんな単純な理由がわかったら、もっと身近な仕組みやメカニズムも理解できるし、日常がもっと楽しくなると思うんです。

私はもともと理系卒なのでこういったことを考えるのが楽しいっていうのもあるのですが、お子さんや周りの人になぜ?って言われたら、時間がかかってもいいから理由や仕組みを教えてあげられるようになりたいな、、、てのはいつも思っています。

上から目線の記事で申し訳ありません。

 

家族・健康・節約など、自分なりの理論と譲れないところと、金額面と・・・と折り合いをつけるのも難しいですが、きび糖ひとつ300円弱のアイテムなので、ケーキひとつ買うよりはお安く家族のためをおもったような買い物ができるかな??と思いました。

 

うーん、今日も無駄に長文になってしまい、お目汚し失礼しました。

 

金曜日、あとひと踏ん張りの一日ですね。楽しい週末に向けてあと一息がんばりましょう~(^-^)/

 

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